2/5 にUPした記事の続きです。
昨年の東日本大震災を契機に 私達はエネルギーと環境保全という観点から、これからの住いを考え直さなければいけないと思います。さらに高齢化社会を迎えた今、三つの モッタイナイを基本とする【 お日さまと木でつくる栃木の家 】を昨年 提案しました。三つのモッタイナイとは
① 地場産の木材を利用しないのはモッタイナイです。
木材は構造材としても内外装材としても 最高の自然建材です。栃木県には良質の杉、桧材が昭和30年代から県面積の 1/4にも渡り植林され、今立派な木々に成長しています。この木材を構造材や内外装材に利用しなければモッタイナイです。画一的なサイティング外壁やビニール壁紙から無垢の木材に切替えましょう。
価格の上昇は坪単価 約 ¥1.0~2.0万です。
②省エネは設計の段階からスタートしなければモッタイナイです。
省エネというとエアコンや冷蔵庫、LED照明がすぐに思いつくと思いますが、①冬の断熱設計 ②夏の遮熱設計 ③年間の通風採光設計 ④省エネ設備機器の有効的組合せ・・・等を 建物の設計の段階からスタートさせておけば、その効果は 家電品の省エネと相まって数倍の効果を発揮します。具体的数字は CANprojectの【 お日さまと木でつくる栃木の家 】の資料編を見ていただくか、 春と秋に開催しますセミナーをお聞き下さい。
断熱、遮熱設計による価格の上昇は 坪単価 約 ¥2.0~3.0万です。
③お日さまと共存しなければモッタイナイです。
太陽のエネルギーは無限で無尽蔵です。太陽の力で、お湯や暖房は勿論、電気も作れます。当社のOMソーラー
は建築分野では最も早い、ソーラーシステムによる 蓄熱装置を付加した給湯、暖房システムです。
このほかにも各種のソーラーシステムの技術革新が進んでおり10~15年後の住宅には当たり前の設備になると思います。
ソーラーシステム導入による価格の上昇は 坪単価 約 ¥5.0~7.0万です。
一気に【 お日さまと木でつくる栃木の家 】を紹介してしまい、長い文章になりました。反省しています。
次回は 木材の素晴らしさについて、少し本音を入れて書かせていただきます。
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