1月10日、宇都宮市内で昨年8月から進めていたゼロエネルギー住宅が完成しました。
通商産業省の補助金対象の住宅ですが、補助金が何と¥300万近く交付されます。
熱損失係数Q値は1.89と次世代省エネ基準を大きく下回り、
平成25年省エネ基準も勿論、楽々合格です。
色々な建材や設備を使用していますが、大きく特徴的な点は次の2点です。
①OMソーラー(+)ソーラー発電の一体化したクアトロソーラーを採用
⇒これにより暖房費、給湯費、電力消費量が大幅にダウンしました。
②断熱は・屋根面は高性能GW16kg(ア)200
・外壁は高性能GW16kg(ア)200充填断熱にネオマフォーム外断熱と2層断熱
・外部開口部は全て断熱アルミ樹脂サッシにLOW-Eガラス(断熱型)を採用
⇒これにより室内の快適環境が大幅にカサ上げされ、維持費が大幅にダウンしました。
この、2点で工事費は約¥400万アップしますが、補助金が¥300万交付されるので
本人負担は約¥100万です。
これで月々のガス代や電気代がほとんど掛からないのですから、まさに21世紀の住宅だと言えます。
昨年は本住宅以外にも下記のような省エネ住宅を設計させて頂きました。
①外壁や内装を全て県産材の杉、桧で仕上げ、暖房・給湯はOMソーラーを採用した家
②外装、内装は全て最新の工業建材で仕上げ、給湯~発電にエネファームを採用した家
※国交省の地域住宅型ブランド事業の認定住宅にもなりました。
③外壁は新建材、内部は県産材の杉、桧や漆喰塗で仕上げ、ソーラー給湯システムを採用した住宅
どの住宅も耐震性をまず第一とし、次に省エネ効果を考えて設計を進めました。
不思議なことに、耐震性と省エネを考えると、一見相反するように見えますが、
モット何かないか? More Betterは?と考えててゆくと、思わぬ発想が浮かび
不思議なほど設計が楽しく、豊かになっていました。
建物の外観も、内部も耐震性、省エネを満足した住まいになったのでは…と自負しています。
長くなりましたのでこれで失礼します。
平成26年1月12日
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