建築日記~格ちゃんのひとりごと~

(株)環設計のブログです。 最近思った事や、建築に関する近況などを書いていこうと思います。




新しい建築設計について :: 2013/05/12(Sun)

前回、建築は文化です!と大見得を切りましたので、今日はその続きです。
<建築は住むための機械である>とル・コルビジェ先生が宣言して
20世紀の機能主義建築がスタートしました。

それ以前は神に仕える建築か、王侯貴族の権威付けの建築か、雨風しのぐだけの民家
しかありませんから、建築の基準を一般社会まで引き下げたコルビジェ先生は偉大な方です。

ところが住む為の機械がドンドン進化して、21世紀の建築は機械の塊になりつつあります。
風呂はユニットバス、台所はシステム キッチン、大型テレビに エアコンに、イアンターネットに スマホ連動セキュリティに
シャワートイレに、フルオートのボイラー…等々 マダマダこんなもんじゃ書き切れない位 今の住宅は機械の集合体です。

別にそれが悪いと言っているのではありませんので、勘違いしないで下さい。
ただ文化である建築が、日進月歩の文明の機械類の入れ物になってしまったのでは?
と言いたいのです。
建築が自ら目指す目標を、安易に機械に任せてしまっているように思えるのです。
多分、コルビジェ先生もここまで機械が建築を支配するとは思っていなかったのではないでしょうか。

そこで私は尊敬するコルビジェ先生に倣ってこう宣言します
オホン! <21世紀の建築は環境である>と

自然環境、生物環境、室内環境、温熱環境…など色々な環境がありますが、
外観は自然環境と共生し、内部は明るく暖かく安全である室内環境、温熱環境を目指す事。

目標とすべき建築はエコロジーでありエコノミーである事です。
その為には、まず伝統的建築や建材を、環境の観点から見直し、
受け継がれて来た住まいの知恵や手法を、温故知新で取入れてゆく事だと思います。
建築空間そのものが、環境的である事、
それを補完するのが機械類である事を目標にしたいと思います

長くなりましたので、次回は本物の建材、とイミテーション建材から
21世紀の建築を考えてみます。
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