建築日記~格ちゃんのひとりごと~

(株)環設計のブログです。 最近思った事や、建築に関する近況などを書いていこうと思います。




平成25年 明けましておめでとうございます :: 2013/01/04(Fri)

本日は平成25年1月4日、改めて明けましておめでとうございます。
前回の投稿が12月1日、あっと言う間にモウ正月の4日。
この一か月間本当にいろいろ有りましたが、やはり何と言っても12/16日の衆議院選挙ですね。

民主党から自民党の入替り、それも3年半前と同じような劇的な得票差で自民党の圧勝!
しかし3年半前は、民主党に新しい時代を予感して投票したのですが、
今回は消去法で自民党が大勝したので、
決して自民党に期待して投票した訳ではないのが、大きな違いですね。

ともかく今、政権に期待することは①デフレ脱却 ②円高の是正 の二つです。
それに対して安部政権は公共投資を柱とする建設国債の大幅な発行を柱とする
金融緩和を行おうとしています。

でも、少子高齢化のこれからの時代に、箱物作りの建設国債なんて意味があるのでしょうか?
市町村合併や少子化で、市庁舎が不要になったり小中学校の廃校が続出しているの現状で。
公共投資により、市場にお金が出回れば景気が回復する、という事だろうけど
もう昭和40年代の日本列島改造論の時代ではない、と言いたいです。

確かに昭和40年代の経済はお金が、メリーゴーランドのごとくあちらから、こちらへ、
前から後ろへと街中を巡り廻って、欲しい物を探して買い物客が街にあふれ,
商店街には活気がありました。

でも今や、ほとんどの家庭では欲しい物は大体揃っているのではないでしょうか。
スマホのような今まで無かった家電品は購入しても、他の物は例えば車、冷蔵庫、エアコン…等は
故障でもしない限り買え替える事は 無いと思います。

また、昭和40年代とのもう一つの大きな違いは、
市場経済のシステムが全く変わってしまった、という事です。
40年代は流通部門では問屋制度が中間にあり、
消費者も自分の居住区内で買い物する形態が日常的でしたが
今や、大手資本の全国チェーン店が、大駐車場と大品目を揃え、多くの店員を配置し、
更に町場の商店街より安く提供するとなれば、消費者もマイカーで買い物に訪れるのは、
当たり前の事で、駐車場の用意も無い地元商店街が衰退するのも、また当然の結果です。

ただ、その結果せっかく手にしたお金が、メリーゴーランドの如く地元に還元されずに、
観覧車や水車の如く中央資本や大資本に流れ、地元経済はますます衰退する結果になっている、
これが平成25年の地方都市の現状ではないでしょうか

もし、市場に大規模な資金を注入するなら、10年後、20年後に大きな市場に成長が予想される
クリーンエネルギーや日本の食の自給自足を目指した農業・林業の分野に投資して欲しいと願います。
特に ソーラー発電、ソーラー給湯からEV自動車の普及、新交通網の整備など…
今までに無い新しい商品や設備機器の開発、普及に国債を使ってほしいと思います。

ともかく経済再生のためには、カンフル剤としての建設国債は中心ではなく、
成長剤としての省エネ国債を中心として考えてほしい、という事で
長くなりましたが、国を憂うる一市井の設計者の年賀挨拶とします。
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