建築日記~格ちゃんのひとりごと~

(株)環設計のブログです。 最近思った事や、建築に関する近況などを書いていこうと思います。




尖閣諸島と中国のデモ :: 2012/09/16(Sun)

昨日、尖閣諸島の領有権を巡って、中国で大規模な抗日デモが発生しました。
中国好きな私にとっては悲しいことですが、今の中国を新しい目で見直す機会を得た気がします。思えば10年前までは香港、上海、北京は毎年のように訪ね、西安や成都やチベットまでも足を運びました。中国の古跡や世界遺産を見学し、街中散歩を楽しみ、夜の屋台で中国人の方々と食事も楽しみました。

本当の中国はどうなのか知りたいのです。
新聞報道だけで判断すると、対抗意識と敵愾心が剥き出しになって来て困ります。

今の中国を理解するのに三つのキーワードがあると思います。
① 抗日教育⇒小学生の時から、日本は中国を侵略した悪い国である、と教育している
② 愛国無罪⇒国の為に行った行為は、原則無罪である。しかし実際には 日本と日本人にしか
 適用されない言葉のように思えます。
③ 中華思想⇒中国は世界の中心である、という意識。その例として 北京オリンピックの口パク
少女を登場させながらも、恥と思わず、むしろ大成功と自画自賛する体質。

※ 最近知ったのですが、長沙には15階建てのホテルを90時間で竣工させてしまう、建築集団がいます。<中国 空中城市 >で検索してください。彼らにとっては如何に早く作ることが国の誇りであり自慢なのでしょうが、建築はオリンピックではありません。早い事より安全あることがはるかに重要だと思うのですが、価値観が違うようです。

世界人口70億人の実に20%、14~15億人が中国人です。面積も昔のモンゴル帝国に近い巨大国家です。中国共産党の強力な支配権がなければとても管理統一は出来ないと思います。
※民主主義では、僅か一億の日本ですら、まとまらないのですから。
でも中国は大き過ぎます、巨大過ぎます。
この眠った獅子が起き出し、世界に向かって吼え出したように思えます。
そして内政不満のガス抜きを、政府が組織的に行っているようにも思えるのです。

間違いなく21世紀は、中国が世界の中核になる世紀になると思います。
この我儘で、自分勝手で最後は力で恫喝してくる獅子に、日本はどう対処すればよいのでしょうか?
自分を、家族を、日本を守るために私達は今、始めなければなりませんが・・・ 何を?
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