建築日記~格ちゃんのひとりごと~

(株)環設計のブログです。 最近思った事や、建築に関する近況などを書いていこうと思います。




AI 設計の未来 :: 2020/02/02(Sun)

令和 2年2月2日日曜日 222の横並びだな!
前回 20年後の人口減少とは北関東から北海度までの東日本までが無人地帯になる・・・
という事と同じです、と書き込みました。この話を先週ある会合で話し、20年後の世界はどうなってしまうのかな?
と不安を述べたところ、ある人から<大丈夫だよ、人手不足は AIやロボットがやってくれるから!>と言われました。

なるほど、確かに20年後のコンピューターは格段の進歩を遂げ、全てはI ÒTやAI が考えてくれるのだろうな…と
漠然と想像は付きます。多分、間違いなくそうなるのでしょう!
デモ、実に単純な疑問ですが<AI やロボットのミス、間違いは誰が責任を取るのかな?>
まさか、AIが責任取るのかな<損害賠償は出来るのかな?

建築の世界では柱や梁の大きさを決定する計算を構造計算と言います。
一昔前までは(昭和の時代までは)計算尺や計算機を利用した手計算と長年の感で判断していました。
現在は全てコンピューター計算で、人がやる事は一番最初の基本データーを入力する事です。
もし、この入力の時点で例えば床の積載荷重100㎏を1,000㎏と 0 を一つ多く打込んだとしたら、
そんな単純ミスでもコンピューターは間違ったデーターに基づきキチンと計算してくれます。
本来なら柱の大きさ□50×50cmを 多分□150×150cmと10倍も大きな柱寸法を打ち出してしまいます。
でも手計算をで感を養った人には直ぐにオカシイ?と気づきますが
コンピューターの計算しか経験の無い設計者は、柱の大きさを□150×150cmと決定してしまいます。

この責任は誰が取るのか、当然 データーを打ち込んだ者の責任ですよね!。
AI設計やロボットが如何に進歩しても、最後は人の判断が必要ですし、責任も人間が取るべきなのだ!
と思います。
何が言いたいのか、少し???なので今日はこれで止めます。
  1. 未分類