令和元年大晦日 2019年12月31日
前回のブログからもう1ヶ月が経過(*_*) アット言う間の1ヶ月で、光陰矢の如しの1年でした。
そこで今年最悪の事件は前回 11月30日に話をさせて頂いたので、
今日は大晦日らしく今年最大の喜びについて話させて頂きます。
12月11日(水)東京ビッグサイトで<日本のWood展>木材に関係する大展示会が開催されました。
木造建築の推進を目指す設計者の一人として、大きな期待を持って早朝から出かけました。
予想通り日本中の各県から地域材の紹介の他に新しい木造工法や木材商品が展示され、
両手にたくさんの資料を抱えてながら、子供に返って各ブースをワクワクしながら見て歩きました。
昼食コーナーは長い行列だったので、一旦会場を出て地下のフードセンターで昼食をとりました。
昼食後、また展示ブースを見学して早くも午後 3時半!ソロソロ帰る時間となったので、帰りの切符を探しました。
無い!(>_<) 切符どころか財布一式が無い!! 現金、クレジットカード、スイカ…他
ともかく無くしてはいけない物ばかりです(*_*; 一瞬 目の前が真っ暗になりました!
どうしよう? ともかくクレジット会社にTELして紛失届け、いやともかく落とし物係…と会場の
落とし物係に飛込むが<本日、財布の落し物は届いておりません>の一言 。
ムカットするより、悲しくなって来ました。
ヒョットすると食堂では?と駆けつけましたが、やはりダメ !
すると厨房のオジサンが<警備員室に行ってみたら…>との事
諦め半分で、もし後日出て来た時の為に紛失届けを出しておこう、と警備員室へ。
事情を説明した係の女性警備員が<これですか?>と奥から持って来てくれたのは、ア~懐かしの我が財布!
しかも、現金も新幹線の切符もそのまま…信じ難い 事です! 日本は良い国だな~と改めて実感しました
拾い主の名前を尋ねたのですが、匿名との事で 届けられて来たとの事。
拾い主さん本当に有難うございました。僅か1時間ほどの間に 地獄と天国を見た気持です !(^^)!
つい最近読売新聞の読者登壇で 同じような体験をした70歳代の女性の投稿が紹介されており
彼女は新聞を介して、匿名の拾い主にお礼の言葉を書いておりました。
私も…と思いましたが、本文で代えさせて頂きます。本当に日本は<良い国です!>
話の最後に当日の講演会で<坂 茂>氏の講演を聞き、久しぶりに本当の建築家に出会った気がしました。
ともかく難民救済や地震の被災者救済を、建築を通して実践している社会奉仕、職業奉仕の建築家です。
しかも創り出す作品が構造的にも意匠的にも、機能的にも 無駄のない素晴らしい作品ばかりです!
今もてはやされている建築家はキッチュなデザインで、単に面白いだけの一過性の建築家だけど
坂氏は 安藤忠雄氏と同じように 社会性を大事にしている真の建築家だと!改めて感じました
坂氏を知り得た事も 今年の大きな喜びの一つです。
では来年も宜しくお願いいたします。良い年を(^.^)/~~~
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