昨日(h27年10月16日)県内工業高校の建築科の先生方と懇談する機会がありました。
席上、多くの先生方から<建築士を目指して入学してくるが、建築士の資格取得をする者はほんの僅かです>とうかがいました
その主な原因は ①勉強が大変だ。学科ばかりでなく、実技まである。
②建築士の資格以外にも多くの国家資格があり、その方が将来、経済面でも安心できそうだ
③建設業界は3 K(キツイ、汚い、危険)の世界で、女子とも縁が無さそうな世界…等です
私が大学受験した50年前は(昭和43~45年台)は建築科の志望者は平均10~20倍、人気ある工業大学では
40倍、50倍の時代でまさに理工学系のスター学科でした。
そして高度成長の波に乗り、就職先も引く手あまたの時代で女の子にも 随分もてました、 オホン(^.^)/~~~
確かに時代は変わりました。
現在の建築科は定員割れの学校も多く、土木系に至っては<土木>の名前では志願者が集まらない為、
都市工学科だの 都市デザイン科・・・等に名称を変更して募集している状況です。
多くの優れた建築設計者や建設業者を輩出し、栃木県の建設業界に君臨してきた
宇都宮工業建築科ですら、志願者の減少により 2クラスを1クラス に変更しました。
現在は 自動車工学や電気、電子系…等どちらかというとスマートな学科に人気が集中しているとの事です。
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