3月26日、山川医院の竣工式も無事終了しました。
ところが、アレ!? 次の仕事が無い!サテ困ったな(>_<)
あまり器用じゃないので、次々と仕事受注出来るタイプじゃない、と言うより
目の前の仕事にのめり込んでしまうので、次のことまで気が回らないタイプなのかな?
経営者としては間違いなく失格ですね。
まあ、2~3年の周期で仕事が無くなるのはいつものことなのですが、
やはり焦ります。
ジタバタしても仕事が入る訳ではないので、
この機会に日頃思っていた色々な勉強をして、頭を充電します。
HPの更新やCAN Projectの紹介も、もう少し充実させよう!
ほとんどの建主さんとは、竣工後10年、20年とお付き合いしていますが、
仕事の内容は一期一会が多いから、
やはり日頃からの人の輪作りを大事にしなくてはいけないですね。
- 未分類
-
-
本日は平成27年3月22日、日曜日。快晴、早春の小春日和で、紅梅や白梅が咲き誇っています。
二年前の平成25年(2013)3月に設計依頼を受けた、雀宮(正確には若松原)の山川耳鼻科と院長邸が
二年かけて、今月末に竣工します。
旧山川耳鼻科と院長邸は、35年前に設計事務所を開設した私にとって初めての仕事でした。
自分なりに医院棟も院長邸も気に入っていたので、壊して建替えたい・・・とお聞きした時は
正直 <勘弁してよ!Reformすればあと20年は大丈夫だよ!>と伝えたかったのですが
家族構成が変わり、お子さん達が結婚して新居を建てたい、
駐車スペースが狭く、道路が渋滞して警察から注意を受けている・・・等の諸般の事情を
お聞きして、自分の気持ちも固まりました。
二年前のブログを読み返すと、設計を再度依頼された嬉しさと、責任の重さについての、
当時の正直な気持ちが書かれています。
今、2年の年月を経て無事竣工した建物群を見ると<やって良かったな!>と自分で納得し、
満足出来る建築になりました。
建物群と書きましたが、山川医院、院長邸、母邸、ご長男邸、ご次男邸・・・と5棟の建物が
並び<山川Village>と呼ぶにふさわしい大きな敷地です。
・患者用駐車場は旧医院の倍以上の35台確保し、敷地も約 30㎝低くし 車目線が楽にしました。
・建物は大規模木造の片流れ屋根で、内部は大きな吹抜け空間です。
(おそらく宇都宮市内で、これだけ広々した待合室や診察室を持った医院は無いと思います)
・ソーラー発電やソーラー給湯システムを完備し、エネルギーの自給自足を目指しました
・院長邸ではさらに OMソーラーシステムも組込んでいます。
・次男邸ではOMサーラーをさらに進化させた、クアトロソーラーシステムを採用し
経済産業省より ゼロエネルギー住宅の認定を受け 多額の補助金も受けることが出来ました。
・建物は全て在来木造で、柱や梁等の構造材は県産材の杉、桧を用い、
内装は勿論、外装に積極的に使用しています。
・他にも 色々な特徴がありますが、ともかく患者さんに喜んでもらう! 事をまず第一に
次に街の 目印 (ストリートポイント)となり、街並みに貢献する事(東京ガスのガバナ設置…など)
を設計の基本コンセプトとして設計させて頂きました。
今は、自分で満足しています。
そして、このような機会を与えてくださった山川先生夫妻に改めて感謝しています。
- 未分類
-
-